スピリチュアリズムに出会い、その内容が正しいと思う人は沢山いると感じます。
しかし、スピリチュアリズムという真理は実践を伴ってこそということを忘れてはいけません。
真理の泉を飲む者すすぐ者とは?
真理の泉をすすぐ者とは?
まず、真理の泉をすすぐ者とはスピリチュアリズムという真理を頭では理解できて素晴らしいとは言うものの、日常では真理なんて何のその、ウソや誤魔化しは当たり前、世の中金を稼いだ奴が偉いんだみたいなどう考えてもスピリチュアリズムとはいえない物質主義で生きてしまってる実践が伴わない人をいいます。
例えば、スピリチュアリズムをちゃんと勉強すれば、
1私たちは何故現世に生まれて来たのか?
2なぜ生きなければならないのか?
3どのように生きるべきなのか?
4また、現世を卒業した後どのような世界へ行くのか?
など、テストの問題のように出題すれば、ある程度スピリチュアリズムを学んでいる人ならきっと答えはがわかる人も多いのではないでしょうか?
せっかくなので、このブログを読んで頂いている方の中にはスピリチュアリズム1日目という方も多くいらっしゃると思うので、答え合わせからしていきましょう。
わかる方は飛ばしちゃって下さい。
それではまず最初に1の私たちは何故生まれてきたのでしょうか?
それは魂を成長させたいからです。
また、苦しみたいからといっても間違いありません。
そもそも霊界ではスピリチュアリズムが常識になっています。
ですから、あなたは私であって私はあなたという私達は全てが一つの塊であるという類魂の意識が当たり前にあります。
そうすると、みんなが自分とまったく同じ存在だという理解が完全にあるので意地悪や差別といった辛い出来事も全くない常に幸せな状態でい続けることができます。
しかし、そのうち何百年と霊界にいれば段々意地悪のない世界に飽きを感じるようになります。
そうすると段々霊界に住んでいると意地悪されたい、騙されたい、今までよりも成長したいという思いから私たちは好き好んで現世にやってくる選択をするようになっていきます。
ですから苦しくて死にたいという感情は実は不思議でもなんでもなくて、その苦しみ(自身の未熟な部分)を乗り越えることが人生の最高の楽しみといってしまっても過言といえるわけです。
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2 ですから、現世では苦しくても私たちは魂の上では生きたいと思っていますし生きなければいけません。
もちろん自殺という選択も現世ではできます。
しかし、それは学校を中退するのと同じようなもので、結局、自殺したところでまた何十年と似たような人生を繰り返すところから再スタートしなければいけないという事実があります。
ですから、もしよければ自殺をするくらいであるならば、地べたを這いつくばってでも生き抜いた方が実は幸せでお得なのです。
そして、そのような喜怒哀楽の経験が最高の幸せともいえます。
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3 また、 現世では真理を学ぶ実践の場でもあります。
ですから、悪が跋扈している現世だからこそ意地悪をされてもやり返すのではなく、相手の気持ちを理解し、許し、全ての物事に感謝をし、自分はまだまだ未熟な存在だと謙虚な心を持ち、時に厳しく、正しいことを正しいと伝えられるそんな霊的真理に沿った生き方を現世でも実践し、よりスピリチュアリズムという真理を本当の意味で理解した生き方が大切になります。
4 そして、魂というのは死んで無になるのではなく永遠にあり続けます。
ということは良き行いも悪い行いも必ず返ってきます。
それは、現世だけに留まらず、現世の行い(カルマ)がそのまま来世に返ってくることもよくあります。
ですから、自分自身の幸せの為にも悪い行いをせず、良い行いを沢山した方が最終的には幸せになれる道筋が出来上がって行くのです。
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という感じでここまで簡単に答えをまとめました。
もし、わからないところがあった人はとても重要な知識でもあるので知識として頭に叩き込んでしまいましょう。
ということで本題はここからです。
早速、いくつか質問させていただきますね。
1 もし、自分の嘘がバレて損を被りそうになった時に、屁理屈を言ったりして言い訳することはありますか?
2 嫌いな人をちゃんと理解し許すことができず、嫌がらせをしたりしてしまいますか?
3 人なんかどうでもよくて自分の利益のために嘘ついたり身勝手な行動をしていませんか?
4 職業や年収や容姿や結婚歴などで人の優劣をつけますか?
以上、この4つの質問の中から日頃のあなたの行いを見て「はい」と答えが出てきたものはいくつ当てはまりそうでしょうか?
この「はい」の数が多いほど真理の実践ができているようで残念ながら実はまだまだ出来ていないのです。
とはいえ完璧に真理を理解し行動できる人はいません。
それを理解した上で日々の成長の努力をすることが、ほんとの意味でスピリチュアリズムの真理を理解しているともいえます。
真理の泉を飲む者とは?
それでは逆に真理の泉を飲む者とはどんな人でしょうか?
それは、スピリチュアリズムという知識を頭だけではなく日常生活に取り入れている人をいいます。
先ほど4つの質問をさせていただきましたが、いいえと答えられた人こそがまさに真理の泉を飲む者です。
幸せになりたい人は真理の泉を飲む人を目指していきましょう。
すすぐだけでは不幸から抜け出せない
ここまで真理の泉を飲む者とすすぐ者について説明させていただきました。
そして、是非、スピリチュアリズムに出会ってこの真理は間違っていないと理解できた人は飲むように変わっていくことをオススメします。
真理の泉をすすぐだけでは人生をいい方向へ変えることは残念ながらできないのです。
例えば、きっとこのブログを気に入って頂けた読者さんなら、普段の時ならブログを読んで「そうだよね〜」とか「間違いない!」なんて思える人は多いでしょう。
ところが、いざ自分が物質的に見て損する立場になった時だとしても、真理に沿って行動できる人というのは残念ながらまだまだとても少ないといえます。
いざ、そのような場面に出くわすと今までのスピリチュアリズムの知識をすっ飛ばしてしまって「結局真理って役に立たないよね」とか「真理って綺麗事だよね」なんて言い始めてしまって嘘や誤魔化しをしてしまう人は沢山います。
これではせっかくのスピリチュアリズムという霊的真理も人生に活かせません。
もし、人生を好転させたいというならば、スピリチュアリズムを綺麗事として悦に浸るためにやるのではなく嘘をつかない、身勝手なことはしない、思いやりを持つ、見返りを求めずに世のためになることを沢山する、苦しみは現世でしか味わえない楽しい経験である、お金で人の価値を判断しない、見た目で判断しないといった正しい理解と日々の日常での実践がとても重要です。
このような実践を伴ってこそ人生をよりよく切り開いていくことができます。
それが全てなのです。