霊能者の中には何か悪いことがあるとすぐに先祖供養をしなさいという人がいますが、そのような人は何もわかっていません。
あり得ない話
先祖というと、自分の血筋の親や祖父というように先祖代々続いてきたものですが、きっといつの時代も自分の子供は自分のことのように愛して育ててきたのだと思います。
そして、現世を卒業して幽霊という存在になっても肉眼で見えないだけであって、性格は何も変わりません。
なので、子供に愛情をたくさん注いだ親は幽霊という魂の存在になっても我が子や孫を愛し続けています。
そんな親がわざわざ魂の存在になってから我が子や孫を恨んで苦しめるわけがないのです。
対処が必要な場合
しかし、例え、子供や孫などを恨んでいなくても、枕元に亡くなった親や祖父母やさらに先の祖先が出てくる場合があります。
このような場合は、子や孫を恨み憎しんでいるわけではありません。
このような場合は、何か未練が残っていてそれを伝えたくて出てきています。
例えば、亡くなった親がお墓をとても気にしていてお墓が汚れているのが嫌で、それを直して欲しくて枕元に出てくるということなどがあります。
このような場合は、一般的な常識で考えてお墓があまりにも汚いということであれば、当然、掃除をした方がいいです。
しかし、例えばお墓そのものを建て替えて欲しいとか無理なお願いは無理して聞く必要もありません。
そのような場合は、何かしら仏壇などがあると思うので、そこから出来れば声を出して「お金がないのでできません。それよりも早く成仏してね。」と、相手に伝えるようにしましょう。
結局のところ、亡くなった方の未練が残っているだけなので、わざわざ無理な要求に答えるよりも早く成仏して幽界で新たな人生をスタートしてもらうことがお互いの為なのです。
偽物に騙されない
偽霊能者は何かと先祖のせいにしたがります。
ここまで読んで頂ければわかると思いますが、虐待などの特別なことがなければ亡くなった父母が自分に対して悪いことをしてくることはありません。
宗教的先祖供養
仏教やキリスト教など世の中には様々な宗教がありますが、スピリチュアルの視点から見るとこのような供養方法でなければならないというものはありません。
なので、亡くなった人が一番自分が亡くなったことが理解できるような供養方法を選ぶと相手も迷わずに幽界へと進むことができます。
このような言い方をしてしまうと、すごく成仏マニュアルのように聞こえてしまいますが、そうではありません。
大切なのは相手を思う想いです。
この相手を思う想いがあれば、どのような供養方法でも悪くなることは絶対にありえません。
まとめ
先祖が自分に対して何か不幸にさせることは虐待など特別なことがなければ起こらない。
なんでも先祖のせいにする人は偽物確定なので気をつける。