今回はスピリチュアルな視点からお金について解説していこうと思います。
お金にはどんな意味があるの?
私達は、現世では起きている時間の大半を仕事をして生きています。
なんでこんなに働かなければいけないんだと思いますが実はそこにも意味があったりします。
それはどのような意味かというと、私達の本来の目的である様々な経験を通して魂を成長させるためです。
私たちは魂を成長させたいと思って生まれてきています。
そして、色々経験を通して自分の未熟なカルマに気づいて、日々、成長しています。
しかし、成長するためには自分の未熟な部分を炙り出してくれる仲間が必要です。
その仲間こそ、ガミガミうるさい上司だったり、同僚だったり、夫婦や子供です。
人は、生きていくためには最低限のお金は必要なので、必ず人とのかかわりがあり、時に苦しい時や我慢しなければいけない時もあります。
しかし、その苦しさや我慢という経験を得ることで視野が広がり、少しずつ親へのありがたみだっり他者への思いやりを持てるようになります。
そして、もっともっと沢山の喜怒哀楽の経験を得ることで、さらなる広い視野をより広く持てるようになります。
そのような多くの経験をすることで、最終的にはすべての生き物に対して家族や自分の大切な人と同じように大切にしたいと思えるようになっていきます。
そして、これを突き詰めていくと最終的に私たちは皆んな一つで一人一人一生懸命生きているのだから、すべての人に平等に優しく与えるべきなのだという類魂に辿り着きます。
このように魂がより成長できるように、あえて人と関わらざるおえないお金という物が現世には存在しています。
お金の価値ってどれくらい?
世の中には、お金があれば幸せになれるという意見があります。
しかし、お金にはそのような価値はありません。
例えば、超大金持ちだけど常に暴言や無視や差別発言をしている人と、貧乏だけど思いやりがあり、常に人との調和を考えて生きている人と皆さんはどちらと結婚したいと思いますか?
私なら迷わず貧乏を選びます。
超金持ちと一緒にいても暴言を毎日吐かれては幸せだとは私は感じません。
つまり、お金よりもずっと人格の方が価値があり重要なのです。
お金に翻弄されない人生
ここまで、お金とは仕事をすることで魂を成長させるための道具であるということと、お金の価値よりも人格の方が大切だよということをお伝えさせていただきました。
もしかしたら、今回の記事を見てもお金持ちになりたいとか結婚したいというふうに考えている人もいると思います。
しかし、それも悪いことではありません。
実際にそのような方と結婚して、そこから多くの経験を経て、お金では幸せにはなれないということを学ぶことも魂の視点から見れば大切な経験でもあるのです。
また、貧乏というものに劣等感を感じてしまうのも、また、お金に翻弄されてしまっているともいえます。
貧乏は悪いことではありません。
貧乏も凄く大変なことではありますが、その大変な時が多いからこそ沢山の喜怒哀楽を経験することができ魂の成長にも繋がっていくので、それはそれで幸せなことなのです。
とはいえ貧乏であれというわけでもありません。
例えば、子育てをしていくならばそれ相応の収入が必要になります。
また、多くの人を助けたいなんていう時も大金が必要となると思います。
大切なことは動機です。
生活する上で蓄えも必要です。
そもそもお金の有無で人の価値は決まりません。
最も価値があるのはどれだけ人のために最善を尽くしたかなのです。