神社で願いは叶わない
よく、神社ではお参りをする際にお願い事をすることがあると思います。
しかし、これはほとんどの場合、意味がありません。
というのも、スピリチュアリズムの視点から見れば、楽して願いが叶うとということは普通は無いからです。
しかし、稀に普通で無いことがおこり、願いを叶えてくれる場合もあります。
それは、何か特別な凄い存在ではなく、その神社にたまたま居合わせた低級霊が願いを叶えてくれます。
しかし、この場合でもカルマの法則は自然と働きます。
そうなると、一見、楽に成功できたように見えて、その後に結局、苦がより大きい形で返ってきてしまいます。
また、そのように低級霊に憑依されなくても自分の願いは全て高級霊のところに届くことはなかなかありません。
なぜかというと、神社で個人的なお願いをしたとしても、願いを叶えてくれるほどの高次元の高級霊のところまでは想いの波長が低すぎて届かないようになってしまっています。
実際は、神社で願い事をしたとしても、自分自身である守護霊がさらに上の高級霊に伝えて、その高級霊がさらに上の高級霊に伝えてという伝言ゲームのようになっていて、人の幸せを想うような利他的な願い事以外はすべて、高次元に届く前に却下されてしまうので、願いが叶うことは起こりません。
しかし、人の幸せを願う利他の想いなら叶うこともあります。
とはいえ、願いが叶うか叶わないかということが大切ではなく、もっとも大切なことは現世での経験です。
利他の想いからくる願いであれば叶うこともありますが、願いが叶わないほうが魂の気づきになるのであるならば、あえて願いを叶えないということもあります。
例えば、末期ガンで余命1ヶ月の家族がいたとします。
もっと生きてほしくて神社で長生きできるようにお願いしても、その願いは叶わないということも沢山あります。
というのも、現世を終わらせるというのはスピリチュアルの視点から見ると何も悪いことではありませんし、もし、その家族が亡くなるという経験をすることで、人として死んだ先のことを考えられる視野の広さを持てるようになれるなら、それは、あえて願いを叶えない方がその人のためになるのです。
このように、利己的な願いは論外でありますが、利他的な願いであっても必ずしも願いが叶うということではありません。
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神社へ行く理由
それでは、神社へはなぜ行くのでしょうか?
それは、日頃の感謝を伝えるためです。
霊界というのは常に、今の現世を生きる人々の一人一人、もっといってしまえば1匹1匹、木の一本一本、日々の天候から何から何まで全てにおいて、常に見守ってくれています。
そのような日常の中で、神社は霊界へのアンテナの役割もありますから、神社に行って日々の出来事に感謝を伝えるために行くことは初心を忘れないためにもとても大切なことです。
また、初心を忘れないということは傲慢にならずに謙虚に生きるということにも繋がってきますから、その行いもいいカルマとして必ず将来返ってきます。
神社に行かなくてもよい
中には、なかなか外に出られないという人もいると思います。
しかし、霊界は想いで全てが繋がっている世界になります。
ですから、必ず神社に行かなければいけないということでもなくて、自宅や病院などどこからでも神社をイメージして感謝の想いを伝えればそれだけで十分霊界に想いを届けることができます。
お守り効果
さて、よく神社に行くとお守りが売られていますね。
せいぜい1000円〜2000円で買えるお守りです。
このお守りの効果はあるのでしょうか?
これは効果があります。
それは、お守りだから効果があるということではなくて、相手のためにという思いで買ったお守りにはそこに心がこもります。
そして、その想いが相手の心を癒したり、力が沸いたりという効果を与えてくれます。
逆に、相手に対して憎しみの思いで買ったお守りには相手を癒すお守りではなく、なんとなく持っていて嫌な気持ちになったりという逆効果になってしまいます。
このように高いお守りを買えば幸せになれて、安いお守りでは効果がないということはなく、大切なことはそのお守りにどれだけ思いがこもっているかということがとても大切です。
ちなみに、その想いを悪用しようとすれば、その悪しきカルマも自分に返ってくるので幸せになりたいなら止めておきましょう。
神社でインスピレーション!
また、先ほどお伝えしたようにちゃんと神主が祀って管理されている神社は霊界へのアンテナの役割もあります。
このアンテナは霊界へ想いを届ける役割もありますが、逆に、霊界からメッセージを受け取りやすい場所にもなっています。
ですから、何か悩みごとなどがあった場合は、神社で悩み事について聞いてみてもいいです。
そうすると、きっとその内、通りかかった看板の文字やテレビの音声、ネットの情報などからフッと目に止まる言葉が頭に入ってくると思います。
その言葉は霊界からのメッセージになります。
そのメッセージを活用して悩み事に対して取り組んでみましょう。
きっと魂の成長に繋がる経験を得られます。
とはいえ、これも必ずしも神社に行かなければならないということでもなくて、その人自身の守護霊をイメージして悩み事を相談することでも同じようにメッセージを貰うことができます。
まとめ
神社で利己的な願いをしても叶わない。
もし、利己的な願いが楽して叶うならば、それは低級霊の憑依を疑うべき。
利他的な想いは霊界に届くが、魂の学びのために必ずしも願いが叶うとはならない。
お守りには想いを込めることで効果が発揮される。
高価だから効果が高いということではない。
悩み事があったら神社などでインスピレーションを高めて言葉をもらってみてもいいし、自身の守護霊をイメージして聞いてみてもアドバイスの言葉をもらえます。